この記事はこんな方におすすめ
- 測量士補試験を初めて受ける方
- 測量士補試験を受けようと思っているけど出題内容を見てもよくわからなかった方
- 「測量に関する法規」がどんな内容か知りたい
測量士補試験の受験科目には以下の8つがあります。
- 測量に関する法規
- 多角測量
- 汎地球測位システム測量
- 水準測量
- 地形測量
- 写真測量
- 地図編集
- 応用測量
今回はその中の「測量に関する法規」について、どんな内容か解説していきます。
測量士補試験を初めて受けるあなたにはイメージしづらい内容と思われるかもしれませんが、この記事を最後まで読めばそんな不安も吹き飛びますのでぜひお付き合いください!
目次
測量士補試験の受験分野「測量に関する法規」はどんな内容か
「測量に関する法規」はその名前の通り測量業に従事する人が守らなければならない法律やルールについて出題される分野です。
そんな「測量に関する法規」の出題内容には、以下のような特徴があります。
出題の特徴
- 測量業に関する法律やルールが絡んだ内容
- すべて文章問題
- 出題傾向がわかりやすい
- 出題数は3問(全体の約1割、75点分)
つまり出題傾向をバッチリ掴んでおけば、75点を既に確保できる分野ということになります。
前述しているように測量に関する法律やルールが絡んだ内容のため膨大な法律の暗記が必要と誤解される方もいるかもしれませんが、そんなことはありませんのでご安心ください!
測量士補試験の受験分野「測量に関する法規」の実際の出題内容
測量に関する法規の分野は過去ではどのような問題が出題されているのでしょうか?
過去3年分(令和1~3年)の過去問を例にあげると、それぞれ次の出題番号が該当します。
お気づきかもしれませんが、問題番号がすべて同じですね。これはもっと前の過去問にさかのぼってもほとんど変わりません。
ちなみに出題されている文章の内容もほとんど一緒です。
次のa~eの文は,測量法(昭和 24 年法律第 188 号)に規定された事項について述べたものである。明らかに間違っているものだけの組合せはどれか。次の中から選べ。
次の a ~ e の文は,公共測量における測量作業機関の対応について述べたものである。明らかに間違っているものだけの組合せはどれか。次の中から選べ。
次の文は,地球の形状及び位置の基準について述べたものである。明らかに間違っているものはどれか。次の中から選べ。
言い回しこそ変わってはいますが、選択肢の内容もそこまで大きく変わることもありません。
こうして過去問の内容を確認してもらうと、あなたのこの分野に対する勉強のハードルも大きく下がったのではないでしょうか?
測量士補試験の受験分野「測量に関する法規」の勉強方法
測量に関する法規の分野については、過去問を反復して解いて出題パターンや内容を把握していくのが一番効果的です。
ただ、実際に測量業に従事していない方にとってはイメージしづらい部分が多いのも事実です。
測量作業を進めていく流れや実際の考え方は実務をこなしていないと覚えづらいかもしれません。
そんな方のために、
- 測量法について
- 公共測量における測量作業機関の対応について
- 地球の形状及び位置の基準について
それぞれ詳しく解説した記事を作成する予定にしています。
また更新したら本記事にURLを掲載いたしますのでぜひご確認ください。
測量士補試験の受験分野「測量に関する法規」のまとめ
本記事では、測量士補試験の受験分野の1つである「測量に関する法規」について解説しました。
「測量に関する法規」には以下のような特徴があります。
出題の特徴
- 測量業に関する法律やルールが絡んだ内容
- すべて文章問題
- 出題傾向がわかりやすい
- 出題数は3問(全体の約1割、75点分)
実際に過去問を見てみると出題傾向が把握しやすいのも理解していただけたと思います。
過去問を反復して解くことである程度の学習はできると思いますが、測量業に従事していない方には理解しづらい部分があることも事実です。
理解を深めるためにも、参考書やyoutubeなどを活用しましょう!
その他の分野の解説や測量士補試験に関する情報については別の記事でまとめています。その記事のリンクも以下に掲載いたしますので、ぜひご活用ください!
最後まで読んでいただきありがとうございました!