測量士補試験攻略

『測量士補 徹底図解テキスト&問題集』の良いところ・気になるところ【口コミも】

本記事は測量士補試験の参考書の1つ『測量士補 徹底図解テキスト&問題集』を実際に読んでみて感じた「良いところ」と「気になるところ」をまとめたものです。

また、私の意見以外も参考にしたい方のために、Amazonの口コミからピックアップしてまとめたものも記載しています。

本記事を読むことで、『測量士補 徹底図解テキスト&問題集』を購入しようか迷っているあなた、もしくはどんな本か知りたいあなたへの行動のきっかけになれば幸いです。

それでは、本書の特徴を良いところと気になるところにわけて、1つ1つまとめていきますので参考にしてください。


測量士補 徹底図解テキスト&問題集の良いところ

赤シートがついているので、本書を使って暗記ができる

測量士補 徹底図解テキスト&問題集」では、重要事項に赤文字を使用しています。付録で赤シートもついていますので、テキストを読みながら暗記を行うことが可能です。

普段の勉強で赤シートを使用して暗記を利用することに慣れている人には良いと思います。

テキストと問題集を一冊で網羅している

測量士補 徹底図解テキスト&問題集」は、テキストとその巻末にある問題集で理解できる構成になっています。

テキストを読むだけでなく問題集で問題を解かなければ理解できない内容もあるので、実践練習を勉強に継続的に取り入れていきたい方にはおススメの内容です。

裏を返せば、問題集を解かなければすべての内容を理解できるようになってはいないため、テキスト一冊を完全にやり切る自身のない方は利用しない方が良いでしょう。

また、問題集は平成22年~令和元年までの10年間の過去問から49問を抜粋したもので構成されています。オリジナルの問題ではないので注意しましょう。

その他の実践練習に関しては、国土地理院のHPから過去問をダウンロードして解くのがおススメです。解答は載っていますが、それに関する解説が国土地理院のホームページにはないので、過去問解説の参考書か、解説が載っているホームページを参考にしましょう。

本ブログでも過去問の解説をおこなっています。コチラの記事から確認してみてください。→測量士補試験の各問題解説のリンク集

測量士補 徹底図解テキスト&問題集の気になるところ

誤植があり、出版社のHPを参照しなければならない

資格試験の参考書にはどうしても誤植が発生してしまいますが、本書も該当します。

本書を勉強に活用する前に、あらかじめ誤植部分をピックアップする必要があるので、ホームページで確認するようにしましょう。誤植確認用のホームページはコチラです。→誤植確認用のホームページ

この誤植の確認をおこたると間違った知識を覚えてしまう可能性があるので、本書を購入する予定の方は必ず確認するようにしてください。

徹底図解と題しているが、他のテキストよりも図の量が多くは見えない

本書の題名には「徹底図解」という言葉が入っていますが、他の参考書よりも図が多いかと問われれば、決してそうではありません。図解というからには図である程度まとめてほしいところですが文章量もそれなりにあるため、図で覚えようと購入すると後悔すると思います。

とはいえ、説明自体は大変わかりやすいので理解に困るということはありません。徹底図解という言葉で図に対するハードルを上げてしまっているだけで、測量士補試験の内容の理解は文章でもじゅうぶん可能です。

重要な式がわかりづらい

本書では、重要な計算式にかんして、その途中過程まで非常に詳細に解説されており、理解するのに大変助かります。

しかしながら、重要な式とその過程の式で表現が同じになっており、どの式が一番重要かが大変分かりづらいです。この点が非常にネックで、どれをよく利用するかは、実際に過去問を解くなどして初めて理解できるようになるので、効率的な勉強が難しいです。

途中過程を理解したい方には助かる一方、効率的に勉強を進めたい方にはデメリットとなります。

測量士補 徹底図解テキスト&問題集の良いところ・気になるところまとめ

良いところ

  • 赤シートがついているので、本書を使って暗記ができる
  • テキストと問題集を一冊で網羅している

気になるところ

  • 誤植があり、出版社のHPを参照しなければならない
  • 徹底図解と題しているが、他のテキストよりも図の量が多くは見えない
  • 重要な式がわかりづらい

測量士補 徹底図解テキスト&問題集の口コミは?

最後に、実際に「測量士補 徹底図解テキスト&問題集」を利用されている方のAmazonレビューについてもいくつか抜粋して掲載します(一部省略あり)。より詳しいレビューが知りたい方は、実際にAmazonの口コミを確認してください。

良い口コミ

  • 全体のレイアウト、図解の量、問題解説の丁寧さから本書を選びました。
  • 一見ボリューミーですが、問題と解説で結構なページを割いており、本文自体はスリムにまとまっている

気になる口コミ

  • 誤植の多さを感じます。
  • 問題の解説までコンプリートさせて初めて必要範囲が網羅されるような印象です。
  • 重要公式の登場が非常にさりげなく、つい見落としがちになります。
  • 総じて受験対策書として今一つ徹底されていない感じです。

Amazonでは口コミが一件のみでした。その方の口コミを良いものと気になるものに分けて分類しましたが、気になる内容の方が多い印象です。ただ、☆は4つついているので、参考書としての品質はそれなりの印象を持っているとも言えます。

購入を前向きに検討された方は、ぜひ楽天やAmazonで購入してください。


その他の参考書についても詳しく知りたい方は、別の記事でそれぞれレビューしている記事がありますので確認してください。自分に合った参考書を、きっと見つけられるはずです。→【2023年最新版】測量士が選ぶ測量士補の参考書おすすめ5選【あなたに合うテキストが見つかる】

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