測量士補試験攻略

測量士を辞めたいあなたへ。ぼくが転職を決めたときに考えた3つのこと

この記事はこんな方におすすめ!

  • 測量士を辞めようと思っている方
  • このまま測量士でいるべきか不安な方
  • 測量士という仕事がつまらない方
あさひ
本記事は、測量士という仕事に不安や絶望を感じてしまっている方に向けて書いています。

私が転職を志すまでに考えたことを包み隠さずお話します。

私の主観や偏見も入るかもしれませんので、ご了承ください。

測量士という仕事をしていると、辞めたいと仰る方とたまにお会いします。

「現場作業が思った以上にきつかった…」

「やりたいと思える仕事ができない…」

「勤務時間が長すぎる…」

そんな気持ちで仕事をするのはとても辛いですよね…。

測量士という仕事は世間的に良いイメージばかりではなく、悪いイメージもそれなりにあるというのが私なりの見解です。

実際に測量士と検索するとキーワードの候補に「やめとけ」という言葉も出てきます。

そのことについては私の方で考えをまとめていますので、興味があればご覧になってみてください。

そんな測量士という仕事について、一方で考えてみていただきたいのは次の3つのことです。

・測量士という仕事そのものがイヤなのか…

・自分が本当はどんな仕事がしたいのか…

・自分が大切にしたいことは何なのか…

僕自身、測量士を辞めたいと思った経験が何度かあります。

でもそのときに考えたのが上の3つのことでした。

その結果、ぼくは転職という道を選び、別の会社で前職と同じ測量士という仕事をしています。

それぞれ、どういうことを考えたのか、私の気持ちを紹介します。

ぜひ参考になれば幸いです。

測量士から転職するきっかけになった考え①「測量士という仕事そのものがイヤなのか…?」

今この記事を読んでいるアナタは、測量士という仕事が嫌いですか?

ぼくは実際に前の会社では、働いていく中で「過酷な現場」や「労務耐性」「やりたくない仕事をやらされる」など度々辞めたい…という気持ちが湧き出てきたこともあります。

ただ一方で、お客さんに仕事の成果を喜んでもらえる、感謝されるなど様々な場面でやりがいを感じることもありました。

そんな気持ちの中である程度仕事を頑張れていたのですが、あるときふと考えたことがありました。

「このままの気持ちで働いてもいいのだろうか…。」

「測量士という仕事が嫌いなのか…」

測量士という仕事は多様で、好きな仕事もあれば嫌いな仕事もありました。

特に大手の測量会社では様々な仕事を経験していきます。

そして自分がモヤモヤした気持ちで働いていたときは嫌いな仕事内容をしていたとき…。

決して、測量士という土事そのものがイヤになったわけではなかったのです。

ぼくにとっては多種多様な作業や仕事ができる会社が逆に合っていなかったのだと思います。

今、測量士という仕事を辞めようとしている方や迷っている方は、今一度「自分に合っていないことがなんなのか」考えてみていただければと思います。

測量士から転職するきっかけになった考え②「自分が本当はどんな仕事をしたいのか…?」

測量士という仕事についたということは、やってみたい仕事内容や携わりたいことがあったのだと思います。

そしてアナタは今、その仕事ができていますか?もしくは新しくやりたい仕事がありますか?

僕の場合は、入社前に事前にある程度会社が何をしているか調べてから入りました。

しかしながら、入社してから事前に調べられることはホントにわずかで、入社後に新しく知る仕事内容がたくさんあったんですね。

その結果、入社時にぼくがやりたいと思っていた作業から、別の作業をやりたいと思うようになってしまいました。

しかしながら担当する仕事を重ねていくにつれ、やりたくない仕事をメイン担当するようになってしまいます。

このままではぼくはやりたくない仕事のスペシャリストになってしまう…

そうしたら、定年までこの仕事ばかりやるのかな…

そう考え始めたら、当時いた会社にいることが少し怖くなったのです。

そんなときに、思い出したのが普段協力していただいていた中小企業と呼ばれる協力会社の方々でした。

中小企業は、レーザー測量・図面作成などある作業のプロフェッショナルであることがとても多いです。

言い換えれば、好きな作業をメインにしている企業に入れば、自然とその仕事に携われます。

結果、私は自分がやりたい作業をメインにしている会社へ転職しようと決意しました。

測量士から転職するきっかけになった考え③「自分が大切にしたいものはなんなのか…」

ぼくが測量士を辞めたくなったときに、改めて何を大切にしたいか考えた結果、出した答えは2つでした。

1つは「家族との時間」もう1つは「自分自身の社会人としてのステップアップ」です。

家族との時間について

測量士という仕事は、外業がメインになるとどうしても出張が多くなってしまいます。

また、繁忙期に休日出勤や残業時間が増加することも、測量士という仕事の特徴です。

どうしても多少は拘束時間を長くなってしまいます。

独身時代はそこまで気にはしていなかったのですが、結婚・子どもの誕生をきっかけに少しずつ気になるようになりました。

特に子どもが生まれてからは妻に子育てを任せてしまう時間が増えることに、罪悪感を覚えることもしばしば…。

そのため、まずは家族との時間が取れるように拘束時間を減らすことができないかを考えました。

社会人としてのステップアップについて

1つの会社で成果を出し続けて上を目指すことはとても大変なことです。

その目標に向かってひたすら努力を続けることも素晴らしいことだと思います。

私自身も以前までは、1つの会社に固執し、そこで上を目指して頑張ることが当たり前だと思っていました。

でも、それだとどうしても考え方や測量士としての技術力がその会社に偏ってしまうんですよね。

定年までその会社にいることができるのならば良いのです。

しかしながら、コロナ禍に突入した世の中で不測の事態が起こったことを目の当たりにした今、その考え方は間違っているのかも…と思いました。

それならば、自分が今いる会社で培った技術力を別の会社で活かして、なおかつ新しい会社の文化や技術力も学ぶ。

そうやって社会人としてステップアップすることが必要で大事なのだと考えました。

まとめ

本記事では、ぼく自身が測量業界で転職をしようと思った考え方についてまとめました。

改めて述べると、考えた事柄は3つです。

・測量士という仕事そのものがイヤなのか…

・自分が本当はどんな仕事がしたいのか…

・自分が大切にしたいことは何なのか…

そうやって考えた結果、出した答えは転職でした。

どうしても1つの会社に意識を囚われがちなのですが、世の中にはたくさんの会社があります。

そして1つの会社にいることでそれがその職種の常識だと思ってしまうのは、とても悲しいことだと思うのです。

自分なりに考えて、納得のいく答えが出れば良いのですが、こういった悩みはデリケートなのでなかなか相談できない人もいると思います。

一人で考えて、結果としてその答えを後悔してしまいことだけはしないでください。

最後に、この記事は決して転職を勧めているわけではありません。

私の経験も少しでも考え方の参考になればと思って書いています。

悩み・相談事などもあればぜひご連絡ください。

お問い合わせ先はコチラ→surveyor_kenzo☆aol.com(☆を@に変えてご連絡ください)

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

-測量士補試験攻略