この記事はこんな方におすすめ!
- 測量士からの転職を考えている方!
- 特に同業他社への転職を考えている!
- 今の仕事にモヤモヤしてこのまま測量士を続けるべきか不安な方!
この記事は、測量士という仕事をしている方の中で、転職を検討している方に向けて書いた記事です。
ぼく自身、測量士という仕事をしながら、別の会社へ転職した経験を持っています。
僕の経験をもとに、どのようなSTEPで転職活動をして、どのような所に気を付けたら効率よく行動できるか、まとめていきます。
今この記事を読んでいる方の大半は、測量士という仕事をしながらも、別の会社への転職を考えている方だと思います。
転職を検討する方の要因は様々だと思いますが、おそらくほとんどの方が転職経験のない方です。
転職経験のある人が少ない日本ではなかなか周りに経験者がおらず、どのように進めたらいいかわからない方も多いと思います。
また、デリケートな問題なので周囲に相談しづらく、孤独に感じている方も多いでしょう。
私はその気持ちがよくわかります。
なぜなら私自身も測量業界に身を置く測量士でありながら、転職した経験を持つ身だからです。
そんな私の経験をもとに、本記事では測量士として転職する際の転職活動のSTEPや気を付けた方が良い所をまとめていきます。
ぜひ、この記事を読んでくださっている方の参考になれば幸いです。
また、測量士を辞めたいと思っている方へ向けた記事も書いています。
ぜひそちらもご覧になってみてください。
目次
測量士の転職STEP1 まずは転職サイトに登録
基本的なことですが、まずは転職サイトに登録してしまいましょう!
ぼくはとりあえず最初に、以下の転職サイトに登録しました。
転職サイトはたくさんのものがありますが、登録するサイトによって若干掲載されている会社が変わってきます。
また、担当してもらえるエージェントの方にも当たり外れがあります。
転職先を見逃さない、転職に対するモチベーションを維持できるような環境にするためにも、複数のサイトへの登録をおススメします。
転職活動を進めていく中で、最終的に主にどのサイトを使用するかを決めていくイメージを持っておくと良いですね。
また、このときに「会社を辞めたいかまだわからない…」など迷っている方もたくさんいると思います。
ただ、転職サイトに登録することについてはリスクがゼロです。
もしも転職活動を進めていく中で迷いが生じたり転職をしたくなくなったら、転職活動を中断、もしくは辞めればいいだけです。
そこまで重たい気持ちで転職サイトに登録する必要はありませんよ!
サイトに登録して他の求人を見てみるだけでも、今の会社のありがたみや自分自身の価値がわかるなど、得るものもたくさんあります。
測量士の転職STEP2 複数のエージェントと面談の約束を取りつける
転職サイトに登録すると、転職サイト側から電話やメールがすぐに来ます。
ここで対面、もしくは電話やZOOMでの面談の日程を決める旨の連絡が来ますので、アポイントを取りましょう。
このアポイントを取って面談をするまでが、個人的には一番ハードルが高い所だと思っています。
実は私は転職活動を始めたことが2回あるのですが、1回目はこのSTEPで挫折しました笑
自分の中で転職に対する意思が固まっておらず、エージェントの方と面談する勇気が出なかったんですね。
実際にお話をして分かったのですが、向こうもプロです(当たり前ですが)。
当時の私のような方を何人も担当しているので、多少準備不足でも問題ありません!
まずは転職へ向けての第一歩を踏み出していきましょう!
また、実際にこのSTEPでは面談のときの参考資料として履歴書と職務経歴書を渡すことになることが多いです。
でも、このときの履歴書や経歴書は未完成でも不格好でも大丈夫。
エージェントの方が一緒にブラッシュアップしてくれることが多いです。
加えて、エージェントの方と面談したからと言って、必ず転職しなければいけないわけでもありません。
自分の価値観を改めて見つめる機会を与えてもらえる。
そんな気持ちでリラックスして面談に臨みましょう!
また、STEP1で複数の転職サイトに登録した都合上、複数の約束を取り付けなければならないのでスケジュール調整には注意しましょう。
測量士の転職STEP3 担当してほしいエージェントを2~3人程度に絞る
STEP2で複数のエージェントの方とお話をすると、色んなタイプのエージェントの方と出会えると思います。
例えば、転職活動をドンドン進めていこうとする人、相手の気持ちを尊重してくれる人など。
自分自身と合うエージェントの方をきちんと見極めて、2~3人程度にエージェントの方を絞っていきましょう。
特に測量業界はニッチな世界です。
ここで測量業界詳しそうなエージェントの方をガッチリと掴みましょう!
また、あまりに担当してくださる方が多すぎると、紹介してくれる求人が被ったり、別々の人から同じ会社へ自分の紹介が行ってしまったりして収拾がつかなくなる可能性があります。
3人というのはあくまで目安ですので、自分が整理をつけやすい人数でまとめるのが良いですね。
ただ、エージェントの方によって得意な分野が異なったりするので、複数人いたほうが色々な会社に触れることができます。
個人的には2~3人程度に担当してもらうのがおススメです。
私の場合は最終的には2人の方に担当してもらって求人の紹介をもらったり、相談に乗っていただいたりしました。
また、残念ながら担当してほしいと思えなかったエージェントの方には、きちんとお断りの旨を伝えるようにしてください。
向こうもアナタのために裏で動いてくださってます…軽薄な行動だけは慎みましょう。
測量士の転職STEP4 自分が辞めたい理由を考える
ここまでSTEPを進めていくと、エージェントの方との面談や求人の紹介、履歴書や職務経歴書の作成を経て、自分の中で考えがだいぶまとまりやすくなっていると思います。
ここで改めて自分自身が現在の会社を辞めたい理由を考えてみましょう。
きっと漠然と辞めたいと思っていた気持ちに、具体的な理由がついてくると思いますよ。
- 給料が低いから…
- 残業が多いから…
- やっていることがマンネリ化してきたから…
どんなことでも良いです。
ここで辞めたい理由をしっかりと定めて、次のSTEPへ行きましょう!
測量士の転職STEP5 希望する優先事項を絞り込む
STEP4で、辞めたい理由を考えたら、次に「自分が転職先の希望条件に何を優先したいか」を考えましょう。
基本的には辞めたい理由を解消できることが、条件の上位に来ると思います。
例えば
- 給料が低い→希望給与以上の提示をしてくれる会社
- 残業が多い→基本定時退社の会社
- やっていることがマンネリ化してきた→新規事業の人員を募集している会社
などですね。
ここがビシッと定まると、エージェントの方との連携も大分取りやすくなってくると思います。
また、未経験業種の場合は、エージェントの方が実際にその業種の会社さんとお話をさせていただける機会を与えてくださることがあります。
私の場合も未経験業種にも興味があるお話をしたら、その業種の社員さんとお話をさせてもらう機会を、エージェントの方に作っていただけました。
測量士の転職STEP6 面接を受けたい会社を絞り込む
STEP5まで進んでいくと、たくさんの企業をエージェントの方に紹介していただけていると思います。
その中で自分自身の希望となるべく条件が合う企業さんに面接を受けたい旨を、エージェントの方に伝えましょう。
ここで注意したいのが、なるべく最終面接→内定までの期日が同じぐらいになるようにすること。
時期がずれてしまうと、せっかく内定をもらったけど他の企業も気になってしまうことも起きえます。
そこで内定を蹴って別の企業を受けた結果、落ちてしまうなんてことも十分にありえます…
そんなことにならないためにも、なるべくここのスケジュールはきちんと調整していきましょう。
測量士の転職STEP7 面接・内定
このSTEPは転職活動のピークとも言えるでしょうね。
ここで注意したいのは、新卒で受ける面接とは内容が異なることが多いです。
特に前職を辞めたい理由や、その会社に入ってどんなキャリアを築きたいかは必ず聞かれると思った方が良いです。
(ぼくは3社受けて3社とも聞かれました。)
エージェントの方の中には、面接の対策もしっかり行ってくれる方もいます。
ここで不安な方は、エージェントの方に相談してみてください。
向こうもアナタを転職先に入れることで利益を得ています。
きっとしっかりと対策を一緒に考えてくれることでしょう。
また、面接では臆せず自分の希望を伝えていきましょう!
全部は無理でも、少しでも入社してからの後悔をなくすために大事なことです。
逆にここで希望をしっかり伝えずに入社してしまうと、きっとモヤモヤした気持ちで働くことになってしまいますよ…。
ここで無事に内定をもらえたら、向こうから給与の話や入社時期など、様々なことをお話しされると思います。
ここでは妥協は一切しない方が良いです。
なんのために転職活動をしたのか改めて考えて、入社まで満足な気持ちで迎えられるようにしましょう。
特に入社時期は次のSTEPにも絡みますが、引継ぎや有給の消化を考慮して検討した方が良いです。
内定先は一刻も早く入社してほしいと思うでしょうがこの点については理解していただき、自分に一番の利益が出るようにしましょう。
測量士の転職STEP8 有休消化・退職・入社
無事に内定をもらえたら、まずは現職での退職の手続きと有給の消化です。
上長に退職願を渡すのは、必ず内定先が決まってから。
転職活動中に退職願を渡すのはほとんどリスクしかありませんので注意してください。
良心の呵責もあるかもしれませんが、アナタの次の人生を大きく左右するのは転職先の企業です。
また、会社の規定で「退職願いを出すのは退職の〇ヵ月前」と決まっている企業が多数。
トラブルを避けるためにも、ここは必ず確認しておいたほうが無難ですね。
退職願を渡して話し合いが進むと、最終的に引継ぎにどのくらいかけるか、有休消化日数は何日かなどの議題が出てくると思います。
引継ぎは1~2か月、有休は個人によりますが1か月ぐらい取ると仮定したら、退職願を出してから2~3か月を退職日程の目安にしたら良さそうですね。
私の場合はここで少し調整をミスってしまい、有休をすべて消化することができませんでした。
私が退職したのが1月末だったので、ちょうど測量業界の繁忙期真っ只中だったんですね…。
おかげで引継ぎに時間がかかってしまい、有休消化を2週間ぐらいしかできませんでした。
皆さまはそんなことがないように、ここの調整をしっかり行いましょう!
なるべく退職の日程は、測量業界の閑散期である6~8月ぐらいに合わせられたらいいかもしれませんね。
退職手続きが完了し、無事に退職を終えたら、次の会社へ入社です!
新しい環境で慣れることも大変ですし、最初は落ち着かない日々が続くかもしれませんが、着実に進んでいきましょう!
測量士の転職で「気を付けたいこと」まとめ
前章までは、測量士としての転職STEPについてまとめていきました。
ここで改めて各STEPでどんなことをポイントにして注意すべきかまとめていきましょう!
ポイント
STEP1 転職サイトに登録はリスクゼロ!まずはとにかく登録!
STEP2 勇気を出してリラックス!スケジュール調整に注意しながらエージェントの方と面談!
STEP3 自分に合うエージェントさんをピックアップ!特に業界に詳しい人は確実に掴む!
STEP4 今ままでのSTEPから自分が辞めたい理由を改めて確認!
STEP5 転職先に希望する優先事項をしっかり確立!転職活動の軸を作る!
STEP6 各企業との面接のスケジュール調整はしっかり組んで、内定を取りこぼさない!
STEP7 面接では自分の希望をしっかりと伝える!エージェントの方との面接対策も忘れずに!
STEP8 退職時期はなるべく閑散期に!自分を大切にして有給もキッチリ消化しよう!
まとめ
本記事はいかがだったでしょうか。
今回は測量業→測量業へ転職した私の経験をベースに転職のSTEPを紹介してみました。
必ずしもこのSTEPが正解なわけでもないですが、私の経験で失敗してしまったことも含めて、この記事を読んでいる方の参考になれば幸いです。
転職活動は本当に孤独なことが多いです。
私の場合は家族がいたので、そのサポートもあって何とか乗り切れました。
(逆に家族がいながらの転職で不安もありましたが…)
もしもこれから転職活動をしようとしているけど不安な方、孤独を感じている方はぜひ一緒に頑張りましょう。
私自身、同じ測量業界で気持ちよく働いてくださる方が増えるととても嬉しく思います。
ぜひ、一緒に頑張りましょう!
私でよければご相談、お話も聞きます。ぜひご連絡ください!
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